2025年10月28日
「唾液」の力!!パート➀
こんにちは!歯科衛生士の荒川です。 季節の変わり目で夜も急に冷え込むように なりましたね。🍂 皆さん体調を崩していませんか? さて今回は、「唾液」について パート➀・パート➁に分けて お伝えしていきます! 当たり前のように私たちのお口の中に 存在する唾液ですが、皆さんそんな 唾液の力を知っていますか? 実はお口の健康を守るだけでなく、 全身の健康にも影響しているんです。 パート➀ではお口への働きについてお伝えします! お口への働きは8つもあるんですよ😊 1、お口を清潔に保つ 👉唾液には自浄作用という食べかす・細菌を 洗い流して清潔に保つ効果があります。 唾液の量が減り汚れやすくなると細菌が 繁殖しやすくなります。むし歯や歯周病にも なりやすくなってしまいます… 2、お口の粘膜を守る 👉唾液にはムチンという成分が 含まれており、粘膜を保護する効果 があります。唾液の量が減ると、 傷がついて口内炎などになりやすく なります。 3、お口の中を中性に戻す 👉飲食をするともともと中性だったお口の 中が酸性に傾いていき、歯の成分が唾液中 に溶け出していきます。 それを唾液中の重炭酸イオンが中性に 戻していきます。 4、歯を補修する 👉飲食などで溶け出した歯の成分は時間を かけて唾液から歯に戻り、歯が補修されて いきます。 また、唾液中の糖タンパクは歯の表面を 保護する膜を作ります。 5、細菌感染から守る 👉お口にはおびただしい量の細菌が存在し、 「感染の入り口」ともいわれています。 そんな細菌を唾液の自浄作用とIgA・ リゾチーム・ラクトフェリンなどの 抗菌作用で活動を抑制していきます。 6、食べ物をまとめる 👉細かくかみ砕いたものを湿らせて食塊に まとめることで、飲込みやすくします。 また食べ物が粘膜にくっつくのを防ぎます。 7、消化を助ける 👉アミラーゼという消化酵素がデンプンを 分解し、消化を助けます。 8、味を感じさせる 👉食べ物の成分が唾液に溶け出すことで、 味を感じやすくなります。 唾液が足りないと味が変わって感じられ、 おいしく食べられません。 唾液の効果がこんなにもたくさんあるなんて 驚きですよね✨ 唾液の力、まだまだあります!! 次回パート➁でご紹介しますね✨
下記に当てはまる方は、必ず事前に最寄りの保健所あるいは医療機関に電話で相談し、 指示を受けていただきますよう、よろしくお願いいたします。
- 1、14日以内に新型コロナウイルス感染症の流行地域から帰国した方
- 2、風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている方
- 3、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
- 4、新型コロナウイルス感染症の患者さんと濃厚な接触があった方
「帰国者・接触者相談センター」はすべての都道府県で設置しています。








