2026年07月02日
歯磨き後のうがいは「1回」が新常識?少量洗口の驚くべき効果
こんにちは!歯科衛生士の荒川です。
皆さんは毎日歯を磨いた後、何回くらいブクブクうがいをしていますか? 「お口の中をすっきりさせたいから、何回も水を替えてしっかりゆすいでいる」 という方も多いのではないでしょうか。 実は、予防歯科の観点から見ると、 「うがいのしすぎ」はせっかくの虫歯予防効果を半減させてしまっている 可能性があります! 今回は、今や歯科の新常識となっている 「少量洗口(しょうりょうせんこう)」の効果と、 正しいやり方について分かりやすく解説します。 <そもそも「少量洗口」ってなに?> 少量洗口とは、歯磨きの後に 「ごく少量の水で、1回だけ軽くゆすぐ」 といううがい方法です。 予防歯科の先進国であるスウェーデンをはじめ、 現在では日本の多くの歯科専門機関や学会でも この方法が強く推奨されています。 <少量洗口がもたらす最大の効果> なぜ、何度もゆすいではいけないのでしょうか? その理由は「フッ素」にあります。 ➀フッ素をお口の中に長くとどめる 市販の歯磨き粉の多くには、虫歯を予防する「フッ素」が含まれています。 フッ素には、酸で溶けかけた歯を修復する(再石灰化)強力な効果がありますが、 何度も水でゆすいでしまうと、せっかくのフッ素がすべて流れ出てしまいます。 少量の水で1回だけゆすぐことで、高濃度のフッ素をお口の中に残すことができます。 ➁虫歯の発生・進行を予防 お口の中に残ったフッ素は、時間をかけてゆっくりと歯の表面(エナメル質)に吸収され 酸に強い強い歯を作ってくれます。 毎日のうがいを変えるだけで、虫歯のリスクを大幅に下げることができるのです。 <今日からできる!正しい少量洗口のステップ> 効果を最大限に引き出すためのポイントは、「水の量」と「回数」です。
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しっかり磨いて、まずはペッ! フッ素入りの歯磨き粉でしっかり磨いた後、お口の中の泡や唾液を一度しっかり吐き出します。
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水の量は「ペットボトルキャップ2杯分」 用意する水は、ほんのわずか(約15ml)。 おちょこ1杯、または大さじ1杯程度で十分です。
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ブクブクうがいは「1回だけ」 お口全体に水を行き渡らせるように、5秒ほどブクブクと1回だけゆすいで吐き出します。
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その後、30分は飲食NG 洗口後、少なくとも30分(できれば2時間)は飲食や、 追加のうがいを我慢。 これでフッ素がしっかり歯に作用します。
最初は「すっきりしない」と感じる方へ これまで何度もゆすいでいた方にとって、最初は 「泡が残っている気がする」「すっきりしない」 と違和感があるかもしれません。 そんな時は、まずは「2回」のうがいから始めてみたり、 おやすみ前の歯磨きだけでもこの方法を取り入れてみるのがおすすめです。 寝ている間は唾液の分泌が減るため、夜の少量洗口は特に高い効果が期待できますよ! 「自分に合った歯磨き粉選び」や「正しいケア方法」について詳しく知りたい方は、 ぜひ当院のスタッフまでお気軽にお声がけくださいね。 皆様のご来院をお待ちしております!
下記に当てはまる方は、必ず事前に最寄りの保健所あるいは医療機関に電話で相談し、 指示を受けていただきますよう、よろしくお願いいたします。
- 1、14日以内に新型コロナウイルス感染症の流行地域から帰国した方
- 2、風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている方
- 3、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
- 4、新型コロナウイルス感染症の患者さんと濃厚な接触があった方
「帰国者・接触者相談センター」はすべての都道府県で設置しています。








