
2026年05月15日
その「ダラダラ食べ」が、虫歯リスクを跳ね上げる?お口の中の「酸性」タイムに要注意!
こんにちは!歯科衛生士の荒川です。 「家で仕事や勉強をしながら、飴やグミをずっと食べている」 「テレビを見ながら、時間をかけてお菓子を少しずつ食べている」 こうした「ダラダラ食べ」、心当たりはありませんか? 実は、食べる「量」以上に、食べる「時間」と「回数」が お口の健康に大きく関係しています。 今回は、なぜダラダラ食べが良くないのか、その理由をわかりやすく解説します。
1. お口の中はいつも「戦場」!? 私たちの口の中では、食事のたびに目に見えない変化が起きています。
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脱灰(だっかい): 食事をすると、お口の中が「酸性」になり、 歯の表面からミネラルが溶け出します。これが虫歯の始まりです。
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再石灰化(さいせっかいか): 唾液の力によって、酸性になったお口を中性に戻し、 溶け出したミネラルを歯に戻します。
通常、この「溶ける」と「直す」のバランスが保たれていれば、虫歯にはなりません。 2. ダラダラ食べが「再石灰化」を邪魔する ダラダラと食べ続けてしまうと、お口の中がずっと「酸性」のままになってしまいます。 唾液が歯を修復しよう(再石灰化)としても、すぐに次の食べ物が入ってきて 再び酸性になってしまうため、修復が追いつかず、歯が溶け続ける一方になってしまうのです。 これが、ダラダラ食べが虫歯になりやすい最大の理由です。 3. 「甘いもの」以外も油断禁物 「甘いお菓子じゃなければ大丈夫」と思っていませんか? 実は、ポテトチップスなどのスナック菓子や、スポーツ飲料、 さらには糖分を含まない酸性の飲み物も、長時間摂取し続けるとお口の環境を悪化させます。
お口の健康を守る「食べ方」のルール ダラダラ食べを卒業するために、以下の3つのポイントを意識してみましょう!
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「時間」を決めて食べる: メリハリをつけて、食べる時と食べない時間をはっきり分ける。
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間食の後は「お茶」か「お水」: 糖分を含まない飲み物でお口の中を一度リセットする。
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寝る前の飲食を控える: 寝ている間は唾液の分泌が減るため、寝る直前の飲食は特にリスクが高まります。
お口の健康を守るコツは、「唾液が歯を直す時間(休憩時間)」を作ってあげることです。 「量」を我慢するのも大切ですが、まずは「時間」を意識することから始めてみませんか? 毎日のちょっとした習慣で、一生モノの健康な歯を守っていきましょう!
下記に当てはまる方は、必ず事前に最寄りの保健所あるいは医療機関に電話で相談し、 指示を受けていただきますよう、よろしくお願いいたします。
- 1、14日以内に新型コロナウイルス感染症の流行地域から帰国した方
- 2、風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている方
- 3、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
- 4、新型コロナウイルス感染症の患者さんと濃厚な接触があった方
「帰国者・接触者相談センター」はすべての都道府県で設置しています。
2026年05月15日
唾液の驚くべきパワー:お口と体の健康を守る「万能液」
こんにちは!歯科衛生士の荒川です。 普段、何気なく出ている「唾液」ですが、 実は私たちの健康を維持するために欠かせない多くの役割を担っています。 今回は、唾液が持つ主な6つの効果について分かりやすく解説します。
1. お口の汚れを洗い流す「自浄作用」 唾液は、歯の表面や歯間に付着した食べかすを 洗い流す役割があります。口の中を清潔に保つことで、 細菌の増殖を抑え、口臭の予防にもつながります。 2. 歯を修復する「再石灰化作用」 食事をすると、口の中が酸性に傾き、歯の表面の ミネラルが溶け出します(脱灰)。 唾液に含まれるカルシウムやリンなどの成分は、 溶け出した歯の表面を修復し、 虫歯になりにくい強い歯を作ってくれます。 3. 細菌から守る「抗菌作用」 唾液には「リゾチーム」や「ラクトフェリン」といった 抗菌物質が含まれています。 これらが口から侵入しようとする細菌やウイルスの活動を抑え、 風邪や感染症の予防に貢献しています。 4. 粘膜を保護する「潤滑・保護作用」 唾液に含まれる「ムチン」という成分が、口の中の粘膜を潤し、保護します。 これにより、食べ物がスムーズに喉を通るのを助けたり、 発声を滑らかにしたりするほか、熱い食べ物や刺激物から粘膜を守る バリアのような役割を果たします。 5. 消化を助ける「消化作用」 消化酵素の「アミラーゼ」が含まれており、 食べ物に含まれるデンプンを分解して、胃腸での消化を助けます。 よく噛んで食べることで唾液が多く分泌され、 より効率的に栄養を吸収できるようになります。 6. お口を中性に保つ「緩衝(かんしょう)作用」 食後は口の中が酸性になりやすく、そのまま放置されると歯が溶け始めます。 唾液には酸性に傾いたお口の中を中性に戻す力があり、虫歯のリスクを軽減してくれます。
(唾液をたくさん出すためのポイント) 唾液の分泌量は、加齢やストレス、水分不足などで減ってしまうことがあります。 健康な毎日を送るために、以下のことを意識してみましょう。
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よく噛んで食べる: 一口30回を目安に。
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こまめな水分補給: 口の中の乾燥を防ぎます。
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マッサージや運動: 耳の下や顎の下をやさしく刺激する「唾液腺マッサージ」も効果的です。 唾液は、まさに「天然の歯磨き粉」です。日頃からお口の潤いを意識して、健やかな生活を目指しましょう!
下記に当てはまる方は、必ず事前に最寄りの保健所あるいは医療機関に電話で相談し、 指示を受けていただきますよう、よろしくお願いいたします。
- 1、14日以内に新型コロナウイルス感染症の流行地域から帰国した方
- 2、風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている方
- 3、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
- 4、新型コロナウイルス感染症の患者さんと濃厚な接触があった方
「帰国者・接触者相談センター」はすべての都道府県で設置しています。








