こんにちは！等々力歯科室歯科衛生士の三上です。

本日は前回に引き続き歯みがきの疑問についてもっと詳しくまとめていきたいと思います！

 

【6】ハブラシの毛の硬さは「やわらかめ」と「かため」、どっちがいい？

歯ブラシの毛の硬さには、好みもあると思いますが、基本的に「ふつう」と表示される歯ブラシがオススメです！

やわらかめはふつうに比べて清掃効率がやや低下します。やわらかめを使用する方は、磨き残しを少なくするために時間をかけて丁寧に磨きましょう。

【7】歯ブラシのヘッドは、大型と小型、どっちがいい？

大型のヘッドは、効率よく磨けるため歯みがき時間が短い方におすすめです。

一方、小型のヘッドは、ブラシを届けやすく動かしやすいのですが、全体を磨くのに時間がかかるため、

時間をかけて磨く方におすすめです。

 

【8】手用歯ブラシと電動歯ブラシ、どっちがいい？

むし歯や、歯周病の予防には、歯と歯茎の境目や歯と歯の間などにたまるプラークを落とすことが大事です。

ですので、細かい部分に毛先を入れて動かすなど適切に使用することができれば、

手用歯ブラシ、電動歯ブラシ、どちらでもよいでしょう。

電動歯ブラシ→歯の表面のツルツル感やスッキリ感を短時間で実感しやすい

平らな面は手用歯ブラシよりあっという間に綺麗になる

歯と歯の間などは落としにくいためフロスや歯間ブラシを併用することが大事

手用歯ブラシ→操作しやすいため細かい所、歯と歯茎の境目の汚れを落としやすい

 

【9】電動歯ブラシの場合も、歯磨き剤は使った方がいい？

電動歯ブラシであっても、虫歯を予防するためにフッ素配合歯磨剤を使用しましょう。

6歳以上であれば1500㏙のフッ素が配合された歯磨き剤を1.5～2㎝ほど使用することが推奨されています。

電動歯ブラシは高速で動くため、歯磨き剤が飛び散りやすいです。

そこでお勧めしたいのが、電動歯ブラシの電源を入れる前に歯磨き剤をまんべんなくつけておく方法です。

それからお口に電動歯ブラシを入れて、電源を入れて磨きます。飛び散りが少なく、かつ適切な量の歯磨き剤を使うことが出来ます。

 

【10】歯ブラシはいつ替えるのがいい？

歯ブラシの種類や使い方によって交換時期は異なりますが、1日2回使用する場合では、一か月が目安です。

広がってしまったハブラシでは、清掃効率が低下してしまいます。また、歯ぐきへダメージを与える可能性もあります。

 

【11】フロスや歯間ブラシを使うのは歯みがきの前？後？

できるだけプラークを除去した後に歯磨き剤の配合であるフッ素を歯に届けたいため、フロスや歯間ブラシは歯磨きの前に使用しましょう。

 

今回はたくさんの歯磨きに対する疑問についてまとめていきました！

これらのことをぜひ参考にしていただければと思います。