2026年06月11日
【むし歯予防の基本】知って得する「ステファンカーブ」!ダラダラ食べが危険な理由
こんにちは!歯科衛生士の荒川です。
「おやつは時間を決めて食べましょう」 「だらだら食べるのはやめましょう」 と、歯医者さんで言われたことはありませんか? 「食べる量が同じなら、分けて食べても一緒じゃないの?」 と思う方もいるかもしれません。 実は、むし歯になるかどうかには、お口の中の「時間」と「酸性度」が深く関係しています。 今回は、それをわかりやすく説明した「ステファンカーブ」というグラフについてお話しします! ■ ステファンカーブってなに? ステファンカーブとは、 「食事をしたときに、お口の中のpH(酸性度)がどう変化するか」 を表したグラフのことです。 普段、私たちのお口の中は「中性(pH7前後)」に保たれています。 しかし、食事やおやつを食べて糖分が口に入ると、 むし歯菌がそれをエサにして「酸」を作ります。 その結果、お口の中は一気に「酸性」へと傾いてしまいます。 ■ 歯が溶け出す境界線「pH 5.5」 お口の中が酸性になり、「pH 5.5」を下回ると、歯の表面(エナメル質)から カルシウムやリンが溶け出し始めます。これを「脱灰(だっかい)」といいます。
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食事を摂るとわずか数分でpHが急降下し、歯が溶ける危険ゾーン(pH5.5以下) に突入します。
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しばらく時間が経つと「唾液(だえき)」の力によって、 約20分〜1時間かけてゆっくりと元の中性に戻っていきます。 このとき、溶け出した成分が歯に戻ることを「再石灰化(さいせっかいか)」といいます。
お口の中では、この「歯が溶ける時間(脱灰)」と「歯が元に戻る時間(再石灰化)」が、毎日くり返されているのです。■ 「だらだら食べ」がむし歯を作る理由 ここで重要になるのが「食べる頻度と時間」です。
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時間を決めて食べる場合 食事の後、しっかり時間を空ければ、唾液の力でお口の中が中性に戻り、 歯を修復する「再石灰化」の時間をたっぷり確保できます。 これなら、むし歯にはなりにくいです。
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だらだら食べる・回数が多い場合 お口の中がせっかく中性に戻ろうとしているのに、すぐにまたアメやクッキーを口にしたり、 甘い飲み物をちょこちょこ飲んだりすると、お口の中はずっと 「酸性(危険ゾーン)」のままになってしまいます。 これでは、歯が溶ける一方でお口の修復が追いつかず、あっという間にむし歯が進んでしまいます。
■ むし歯を防ぐための3つのポイント ステファンカーブを意識して、むし歯を上手に予防しましょう!
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おやつ・間食は時間を決めて食べる ダラダラ食いや、ちょこちょこ飲みをなくし、 お口の中が中性に戻る「お休み時間」をしっかり作りましょう。
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食後はすぐにお水やお茶を飲む・うがいをする お口の中に糖分を残さないことで、酸性になるのを和らげたり、早く中性に戻す手助けになります。
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唾液をたくさん出す 唾液はお口の中を中性に戻す最強の味方です。 食事のときはよく噛むことを意識しましょう。 もちろん、毎日の丁寧な歯みがきやキシリトールを取り入れるのも効果的です。
むし歯予防で大切なのは、食べる「量」だけでなく「時間と回数」です。 「おやつを食べる時は一気に楽しむ!」 「終わったらお口をすっきりさせる!」 を意識して、大切な歯を守っていきましょう。 お口のケアや、むし歯になりにくい間食の工夫など、 気になることがあればいつでもお気軽に当院のスタッフ(歯科医師・歯科衛生士)までご相談くださいね!
下記に当てはまる方は、必ず事前に最寄りの保健所あるいは医療機関に電話で相談し、 指示を受けていただきますよう、よろしくお願いいたします。
- 1、14日以内に新型コロナウイルス感染症の流行地域から帰国した方
- 2、風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている方
- 3、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
- 4、新型コロナウイルス感染症の患者さんと濃厚な接触があった方
「帰国者・接触者相談センター」はすべての都道府県で設置しています。





■ 「だらだら食べ」がむし歯を作る理由
ここで重要になるのが「食べる頻度と時間」です。


