保育園で食育をしてきました♪
じめじめ熱い日が続いていましたが、雨が降ってきたりといよいよ梅雨らしくなってきましたね。
さて、みなさん6月は何の日か知っていますか?
「歯と口の健康週(6月4~10日)」と
「食育月間」です!
「歯と口の健康週間とは??」
この週間は、歯と口の健康に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するとともに、歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着を図り、併せて早期発見および早期治療等を徹底することにより歯の寿命を延ばし、もって国民の健康の保持増進に寄与することを目的としています。
「食育月間とは??」
食育月間では、国、地方公共団体、関係団体などが協力して、食育推進運動を重点的かつ効果的に実施し、食育の一層の浸透を図ることとしています。期間中は、全国規模の中核的な行事として食育推進全国大会が山梨県甲府市で開催されるほか、全国各地で食育をテーマとした多くの取組やイベントが実施されます。
歯と食育を発信するために当院では毎年恒例で、2日間保育園で毎年恒例の保健指導と歯科健診を行っております^^♪
今回はいつも行っている虫歯菌が大好きなおやつの仕分け、歯磨きが嫌いなロンタ君の劇、歯磨き指導に加え、歯と食育を絡めて唾液の効能から噛むことの大切さ、食べ方のマナーをお話ししました。
唾液のすごさしっていますか?
つばはばっちいもの!と思っていた園児たちにとっては今回の唾液のお話は驚くことばかりだったようで、真剣に聞いてくれました。
唾液を出すにはしっかり噛んで食べることが大切です。
食事中の正しいマナーを知ることで実は虫歯予防になるのです!
こんな食べ方していませんか?
お話が終わった後は、実際に歯磨きをしてもらいました♪
歯科衛生士から磨き残しがないかの染出しチェックをし、
赤くなったところをしっかり鏡をもって自分の歯をみながら丁寧に磨いてくれました。
そして、0~5歳までの園児たちに歯科検診を!
みんな小さいお口をめいいっぱい開けてくれてかわいい歯をみせてくれました!
今回の歯科検診で一通り園児たちのお口の中を見て感じたことがありました。
虫歯は少なくなってきていますが、歯列不正(歯並びが悪い)や上唇小帯の異常(上唇の中央部をめくると上唇と歯ぐきをつなぐすじが歯に近い位置にある)が以前より見られるということです。
これは汚れがたまり虫歯になりやすくなったり、歯並びや噛み合わせに悪い影響を与えたり…などの恐れがあります。上唇小帯はたいてい成長とともに、通常の位置に移動していくようなのであまり心配する必要はないですが、大きくなってもまだ同じ位置にある…などとご心配であれば、一度歯科医師に相談されることをお勧めします。
今回は、初めて保育園で「食育」を絡めたお話をさせていただきました。
いつまでもおいしく楽しく食事をして、好き嫌いなく、健康で元気よく育ってほしいので、これからもどんどんたくさんの方に食育について発信していけたらなと思っております。
下記に当てはまる方は、必ず事前に最寄りの保健所あるいは医療機関に電話で相談し、 指示を受けていただきますよう、よろしくお願いいたします。
- 1、14日以内に新型コロナウイルス感染症の流行地域から帰国した方
- 2、風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている方
- 3、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
- 4、新型コロナウイルス感染症の患者さんと濃厚な接触があった方
「帰国者・接触者相談センター」はすべての都道府県で設置しています。