酸の力と唾液の力
こんにちは!
等々力歯科室 歯科衛生士倉形です!
ゴールデンウィークも終わり暑い日が続いていますね☀️
半袖を着る機会も増えてきました👕
現在当院は時間を短縮し診療しております。
感染対策を練り、最大限感染予防をおこないながらの診療を行っております。
そのためご予約の変更をお願いさせていただいている方が多くいらっしゃいます。
診察の際も三密を避けるため、治療を受ける方のみのご来院をお願いしております。
皆様のご協力があり診療を開始することができております。誠にありがとうございます。
今後ともご協力のほど何卒宜しくお願い致します。
さて!!
以前高林から
『虫歯予防のための間食の回数について』
お話し致しました!
間食(糖分の摂取)が多いと歯の表面を溶かす酸が細菌から放出される機会が多くなってしまう、、、そうすると虫歯のリスクが
ぐぐぐぐぐーんと上がります!!!
んんんん?????
『歯の表面を溶かす酸の力』とは??
今回はここにポイントを当ててお話しさせていただきます♪
人から人へと感染するミュータンス菌(虫歯菌)
ミュータンス菌の栄養になっているのはなんだと思いますか?
それは、、
私たちが食べている食べ物や飲みのものに含まれる糖分です!
これらを栄養にして口の中で暮らして生きているんです!!
歯垢を顕微鏡で拡大してみると、、、、💦
菌が沢山💦
きゃーーー動いています!!
ミュータンス菌は糖分を摂取した後、不溶性グルカン(水に溶けないネバネバ)と酸を排出します。はい!!この酸に、歯の表面からリン酸カルシウムなど無機質を溶け出させる作用=脱灰(だっかい)があるのです!!
ここで一つ!!
歯の組織の場所や永久歯・乳歯によって、溶け出すタイミング(臨界pH)が異なります!
どのくらい違いがあるかというと↓↓
永久歯の臨界pH5.5以下で脱灰スタート
象牙質(ぞうげしつ)、乳歯はpH6.3以下で脱灰スタート
永久歯よりも象牙質・乳歯の方が脱灰が始まるのが早い=虫歯への一歩が早いということです!!
乳歯のお子様、歯の根が露出し象牙質が酸にさらされやすい環境の方は、日々のブラッシングはもちろん!
『食生活が大切』なのです!
歯の面が溶けた後はどうでしょう??
食事をするたびに酸が排出し歯の面が溶けて続けていたら、、、
あっという間に歯が穴だらけになってしまいます💦
ご自身を含め、家族・友人。みんな歯が穴だらけでしょうか?
周りの人が全部の歯が穴だらけというわけではないですよね。
どうして酸は排出されているのに歯が穴だらけになっていないのか、、
陰ながら守ってくれている、ある液が大きな役割を果たしてくれています!!
『唾液』です!
唾液には溶け出した無機質を元に戻す力=再石灰化があるのです!!
食事をした後の口の中は酸によって歯の表面(無機質)が 溶けだす=脱灰。
溶け出した成分が唾液の力で歯の表面に戻る=再石灰化。
この脱灰⇆再石灰化がまるでシーソーのように繰り返されています!
見えないとこで私たちの身体は自分の身体のために生きてくれているんですね💧💧
唾液は健康に生きていく上で必要不可欠な存在です!
自分の唾液。ありがとう。
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